Ndank Ndank Senegal

セネガルの村で青年海外協力隊として暮らす、私の日常。
(ndank ndank:ウォロフ語で「のんびり、ゆっくり」)
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セネガル行きのこと(5)
 さて、2012年3月、セネガルから帰ってきてどうするかのお話です。

Q1.そもそも、何をしたいのか?

A1.国際協力業界で仕事をしたい。

〜〜〜

Q2.なぜ国際協力業界で仕事をしたいのか。

A2−1.わくわくするものを感じる。

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Q3(A2−1を受けて).何にわくわくするものを感じるのか?

A3−1.好奇心。中学生の頃からずっと、海外にすごく興味があった。大学時代を中心に、いろんな国へ行ってみた。そうしたら、そこに暮らす人々の生活にさらに、興味が出てきた。日本での暮らしと、彼の地での暮らしの違いがとても面白い。そんな世界と接点のある仕事を生業にできるとすれば、なんとわくわくすることか。

A3−2.人に喜ばれる仕事、人のため、世のためになる仕事をしたい。会社での仕事が好きだったから、仕事をしながら、「この仕事、意味ないなー」なんて後ろ向きな考えを持ったことはない。けど、それは単に俺と会社での仕事の相性が良かった、ラッキーだっただけのこと。ふと、異動とかで仕事の内容が変わったりして、仕事の意味を自問自答したとき、俺が考えるのは間違いなく、「この仕事に何の意味があるのか」ということだと思う。人並みで、きれいごとと自分でも思うけどやっぱり、人に喜ばれる仕事、人のため、世のためになる仕事かどうかというのが、俺にとって大事なこと。もちろん、資本主義社会である以上、民間企業も人のため、世のための役割を果たしている。けど、その行動の基準はやはり、会社の成長であり、営利の増大なんですよね。ま、国際協力というものも、何を以て人のため、世のためかという自問自答もまた、当然ながら生まれてくるわけやけど。自分の仕事が人に喜ばれる仕事、人のため、世のためになる仕事であるとすれば、なんとわくわくすることか。

〜〜〜

A2−2.国際協力業界で食っていくことが可能である。自分の好奇心が満たせて、仕事の意味も自分で見いだせたとしても、現実的な話、その仕事で食っていけなければならない。さて、国際協力業界はどうか。調べてみた。JICA、開発コンサルタント企業、国連、NGO、研究機関。NGOはごく一部を除けば、自分一人が食っていけるのが精一杯。他はどうやら、家族を十分に養えるようだ。

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Q4.どんな組織で働きたいのか?

A4.今のところ、開発コンサルタント企業。
JBICとの統合後のJICAは、日本国政府としての無償&有償、技術&資金両面での国際協力実施機関。独立行政法人ではあるけど、実態はお役所。俺はよくは知らない。協力隊の2年間でJICAとは何ぞやを知りたいとも思っている。選択肢にはある。
国連にはいろんな機関がある。開発系だと代表格はUNDP(国連開発計画)。俺が今まで見聞きしてきた情報によれば、正直、国連は俺にとって敷居が高すぎる気がしている。入る前も、入ってからも。やっていける自信がない。
NGOはJICAや開発コンサルやUNにはない機動力があるのが魅力的ではあるけど、食っていけない。
研究機関はよく知らない。
開発コンサルは、JICAの出したプロジェクト案件に対してプロポーザルを提出、入札。落札企業が実際に現地での開発プロジェクトを実行していく。あくまでJICAありきで食っている民間企業たち(パイの奪い合い)であるということを見れば、他の民間企業みたいな著しい成長や、奇抜なアイディアや、斬新な発明といった魅力は少ないと思う。けど、役所と比べれば、俺の肌に合っているように思う。当然、途上国への出張や長期滞在も多いけど、基本的にはオフィスは日本国内(東京周辺)であることが多い。日本国政府として行われている国際協力プロジェクトの最前線で仕事をしているのは、JICA専門家や、この開発コンサルです。何社か、開発コンサルの社員さんたちとお話ししてきたけど、業務内容を聞いてみて、「うん、こういう会社なら働いてみたい」と思った。キャリアを積めば、入社試験の門を叩くことはできる。

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Q5.じゃぁ、そのキャリアはどうやって積むの?
A5.前回の日記に書いたとおり、
 1.社会人経験
 2.途上国経験
 3.専門性(修士号以上)
 4.語学力
が必要。1は前職でクリア。2は来月からの協力隊2年間でクリア。4は協力隊2年間+αでフランス語を、英語ももっとブラッシュアップしてクリアせねば。で、3が協力隊後に必要なキャリア。専門性を高めると同時に、ぶっちゃけ、学歴が必要。つまり、それなりに世界的に名のある大学院での研究が必要。となると、開発分野では日本は弱すぎ。かつ、日本では語学の上達にもなりにくい。アフリカに植民地を持っていた経験があり、アフリカ支援を重視し、且つ、開発分野でのアカデミックな歴史も名もあるのはやはり、ヨーロッパ。特に、イギリス。というわけで、イギリスの大学院への進学というのが、協力隊後のキャリアの予定。もちろん、どの専門性に進むかによって、どの国のどの大学院のどの研究室を目指すかが決まってくるんやけど。

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最終的にはね、地元香川に帰りたいと思っている。
それで、国際協力業界でやってきた経験や、専門性なんかを香川に還元したいと思う。
香川大好きやけんね。

おわり
| 若宮 武 | - | - | - | - | - |